2022秋~鉄道北海道一周約2800km最果てを激写する旅~その2
前回からのミッションはこちら!(言いたいだけ)
丸一日かけて函館から釧路にたどり着き、次に目指すは根室、日本最東端納沙布岬です。
爽快な天候で気分も爆上がり
駅舎のレンガ色と青空のコントラストの美しいこと…。
朝ごはんはかに飯です(シートに色んな動物がいてかわいい!エトピリカもいます)
中身はこんな感じ。おいしかった。
目的地は納沙布岬ですが、釧路から根室に至る花咲線は見所が満載のとんでもない路線ということでとても楽しみにしていました。
いや本当に素晴らしかった。地球探索鉄道の名前は伊達じゃないですね。
釧路を出発し僅かしか経っていないにも関わらず深い森…。
この辺りからエゾシカが出まくります。
本当にめちゃくちゃいる。びっくりした。
駅と駅前
駅裏の風景
駅裏が原野…。北海道を感じます。
もんしず(かわいい)
ここまでは住宅地~森(シカ)原野と小さな駅といった感じですが、ここから先が絶景の連続で素晴らしかった。
いきなり現れる海!
列車に驚いた海鳥たちが一斉に飛び立っていました。
ウミガメ獲ってたあたりの雰囲気があります。この辺…?
別寒辺牛湿原
もうとにかく綺麗でずっと口が開いていた。
煌めく水面、黄金色の湿原、羽ばたく鳥、どこまでも続く青い空…。
正直泣いた。
こんなところがあるのか…。
写真や映像で見るより何倍もすごい。比較できないですね…。
感動のあまりまともな写真が全然撮れなかった。
ここで突然の銭形警部
と、ルパンご一行様
ここ浜中町はモンキーパンチ先生の故郷ということで、各駅にルパン三世のメンバーがいます。
大自然の中に突然現れるのでなかなか味がある。
落石海岸
別寒辺牛湿原もですが、見所は速度を落としてくれるのでゆっくり楽しめます。
素晴らしい眺め…。
落石といったら蛍が医者と駆け落ちしてきた落石の診療所ですよ。
この海岸線…。
同じ北海道でも富良野とは全くの別世界です。すごい遠いし…。
世話になった上司の旦那と不倫して、上司の家庭もめちゃくちゃ。
あの蛍が…。
上司の息子は純に殴り込みに、上司本人の大竹しのぶがわざわざ富良野へやってきて五郎さんに全部暴露、全部知った上でのあの名台詞ですよ。
幸せかどうかを聞いた上で…。
蛍~!いつでも富良野に帰ってくるんだぞ~!
新巻鮭も一番高いのを買おうとして結局中くらいのにするってのもいいんですよね…。
蛍はあの鮭をどんな気持ちで料理したんだろうか…。
感動の家族愛…というとちょっと感覚として違うような気もしていて、なんつーかそういうのも愛って呼んじゃうんだよね、みたいな、しょうもなさみたいなものもちょっと入ってると思うんですよね。
だって大竹しのぶの家めちゃくちゃになってんだよ。
まあいいや。
しかし作中屈指の名シーンの場所を列車から見られるとは…。
いつか私もあの海岸線を歩きたい。
いつかと言わずこれは来年あたりにやろうと思います。
そろそろもう一周するか…。
シカ(勝手に牧草を食べている…)
馬(小さいのもいる!)
風車(でかい)
ここら辺だったか少し手前だったか風蓮湖もちょっと見えて、これまた自分が地図のどんなところにいるのか体感できるすごい風景です。
とにかくすごい。
絶景の連続すぎてもう!?という感じで日本最東端の駅東根室に到着
ちょっとカーブしてるので、位置的に終点の根室よりも東にあるんですね。
駅の目の前に崩壊寸前の空き家があるのも趣深かった。
ここから先に線路はありません…果ての駅に来てしまった…。
隣のバスターミナルからバスに乗り換えて納沙布岬を目指します。
記念に持って帰りたかったけど回収されそうなので写真に撮っておきました(回収されました)
頼んだらもらえたのかなぁ…。
根室の街を通っていくようです。
とにかく至る所に北方領土返還の看板がある。
これはマイルドなやつで、でかでかと返せ!と書いてある看板がたくさんあった。
坂の先に海が見える!
ナナカマドかな。青空に映えまくってます。
いきなり市街地が途切れ、路線バスとは思えない風景に
見渡す限りの草原…
風が強すぎて木が生えないんだろうか。
何もないのかと思いきや、断続的に民家があり、神社やお寺もありました。
小学校か中学校か分かりませんが廃校跡もいくつかあった。
途中で街で買い物をしてきたらしいお年寄りが降りていきましたが、この最果てでの人の暮らしと日常を感じました。
本土最東端納沙布岬に到着!
ごらん、あれが納沙布岬さ~!人情岬ってぇ、やつですね~!
国後島!!!!!!
北方領土が見えまくっている…!!!!!!
灯台の手前の平べったい島も日本じゃないらしい…。
わざわざカメラレンタルしてよかった…。
しかし空も海も青すぎる。なんだこれ…。
というか行くあてのない女の為の岬だからなのかやたら人に声をかけられる…。
知らん人が話しかけてきて喋ってたら特に頼んでないのに写真を撮ってくれた。
ここまでやってくると赤の他人でも仲間意識のようなものが芽生えてしまいますね。
とてつもなくでかいモニュメント
風が強い中真ん中で火が燃えてます。
調べたところ、沖縄の波照間島から持ってきた火だそうです。
消えることなくずっと燃え続けてるとか…。
日本全国から集められた石で出来た希望の道
47都道府県の石だそうです。
釧路には美川憲一と水森かおりの歌碑があったのでとんねるずも歌碑あんのかなと思ってたんですが、とてもそんな雰囲気ではなかった…。
故郷を奪われるというのはいかばかりか、察するに余りあります。
双方色々な事情や思惑があるんだろうと思いますが、振り回されるのは住んでいた人達なわけで何とも言えない気持ちになりました。
オーロラタワー(閉館中)
最果ての大自然の美しさに目を奪われつつも人の情が色濃く漂う場所でした。
行ってよかった。
いつか歌碑建ててもいいような雰囲気になるといいですね…。
さすがにリアタイじゃないですが、とんねるずは曲が良すぎるので結構聴いている。
あとやっぱ身長あるのと踊れるのが強いですよね。
芸人で唯一東京ドームまでいったのも頷ける…。
バスで根室に戻ります。とんでもない景色…。
乗り継ぎまで全然時間がない!
帰りはルパンラッピングのキハ54
行きに比べてシカの数がすごかった
多分オオワシ。めちゃくちゃかっこいい。(これでカラスだったらどうしよう…)
オスのシカってマジででかいですね。
行きよりすごい数がいて、群れがあちこちにいた。
驚いて逃げるやつ、悠然とこっちを見てるやつ、色々いて面白かったです。
シカってこんなにいるの…。次はちゃんと撮りたい。
帰りの2時間半もあっという間、釧路に戻り釧路市博物館へ
かわいすぎる…!!!!!!!!!!!!!!
剥製がたくさん!江渡貝くぅん!!!!!
ホパラタだ!!!!!(でかい)
見事な螺旋階段
色紙もあります(かわいい~~~~~!!!!!!!!!!!)
螺旋階段を囲むように展示があって、すごい密度でした。
博物館って横長のイメージだけどここは縦長。
博物館のドンキと言えるようなぎゅうぎゅうっぷり(もっといい例えはないのか…)
マジックアワーを眺めるお二人…
iPhoneのカメラで適当に撮って無加工でこの美しさ…なんだこれ…
天気がいいと夕暮れも綺麗なので得した気分でした。
マジで綺麗だった…。
散歩を終えすっかり日も暮れたので今日はこちらでご飯
店構えからして最高の予感しかしない…!!!!!!!
色々あって迷いましたが、せっかくなので名物らしいスパカツを注文
ミートソーススパの上にとんかつが乗っててめちゃくちゃでかい…。
男子中高生が飛びつきそうなボリュームと佇まい…。
全然小食じゃないけど大食いまでいかず常にちょっと多めくらいが好きなんですが、さすがに一瞬ビビるくらいの量があった…。
普通に完食しましたけども!!!!
いや~~~おいしかった!!!!!!!
サクサクのカツ、アツアツのスパゲッティ、カツにもスパにも合うしつこくないけどしっかりしたミートソース、ごちそうさまでした!!!!!
時間がなかなかシビアでお昼を食べ損ねていたのでありがたかったです…。
ホテルの隣のお店だったので戻って風呂入って爆睡!
最高すぎる一日であった…。
おまけ
ふらりと降りたら帰れなくなりそうなバス停
(撮ってたら後ろの席の人が面白いよね~って話しかけてきた。面白いですね!)