2022北海道を激写する旅 その1
久々に旅行らしい旅行ができたので今後の人生の辛い時に振り返り乗り切って長生きする為に写真と感想を残しておこうと思います。
色々行きはしましたがゴの舞台巡りの参考には全然ならない個人的な旅行のログです。
曇天の仙台駅からスタート。正直眠い。
全くの偶然でしたが東北新幹線開業40周年の当日の乗車となりアツかったです。
これは別日の写真ですが、駅がラッピングされてたので記念に。
とりあえずクリアファイルだけ買っときました。
これからも東北の大動脈として爆走してほしいですね。
途中でALFA-Xとすれ違ったんだけどあまりの速さにボッて音とシルバーの何かくらいでビビった。
ちゃんと見たいなぁ…。
しかし新しいと思ってたE5系ももう10年以上経つんですね。
そうこうしてる間に新青森駅に到着。
かわいい新幹線たち!
このまま乗っていけば1時間くらいで函館に着くんですが、青函連絡船にハマりまくっている為今回はどうしてもフェリーで行きたかった…。
最初は明治の頃は船だったんだからせっかくだしフェリーで…くらいの気持ちでしたが、調べていくうちに青函連絡船自体にハマってしまいました…(何でだよ)
話が長くなるので書きませんが、鉄道だけではなく人と時代を連絡していた船であるところに猛烈な魅力を感じております。
新青森駅からフェリーターミナルまではバスで行けますが、八甲田丸を一目見たかったのでタクシーにしました。
八甲田丸!燦然と輝くJNR!
歌碑から爆音で津軽海峡冬景色が響き渡っています…。
上野発の夜行列車ってどれのことなんですかね。
本当は引き込み線のところも見たかったんだけど(摩周丸にはない…)時間もあまりないので断念しました。
八甲田丸は別の機会に改めて来ようと思います。
新幹線とフェリーの接続は一時間くらいあるので、バスでも全然余裕。
とても綺麗なフェリーターミナル。
船がでかいから人間は3階から乗り込むんですね。
今回乗ったブルールミナスは2020年にデビューしたばかりの新造船なだけあって、めちゃくちゃ綺麗で快適でした。
3時間半なので一番安いスタンダードにしたんですが(2000円くらい)快適すぎてあっという間でした。
スタンダード船室の様子。
雑魚寝できる広いスペースが何部屋もあって、両脇に外が見えるテーブル席がありました。
この前方に指定席のビューシートがあるようです。
次はビューシートでもいいかな。
雑魚寝スペースからは外が見えないのでずっとテーブル席とデッキをウロウロしてました。
売店、自販機、ゲーセンもあって船内は快適そのものなんですが、とにかく外が見たかった。
出航!
どんどん遠ざかる青森の街…。
この辺りに青森駅と八甲田丸があるはず。
新青森駅は画像はるか右手側で見えないので、連絡船が鉄道の一部であったことを実感しました。
お昼は自販機で買ったどん兵衛。
めちゃくちゃなおいしさ。
パンとか冷食もありました。
フェリーっぽい。(youtubeで色々見まくっているので…)
売店はあんまり食べ物は売ってないですが、せっかくなのでステッカーを買いました。
下北半島がぐんぐん近付いてきました。
端っこの島は鯛島というらしいです。
悲恋伝説があり、島付近の海藻は娘の髪の毛だから食べてはいけないとか…。
険しい下北半島の山々。
浜がなく斜面がそのまま海に繋がっている様子が分かります。
反対側の津軽半島。
こちらは海岸線に張り付くように集落が点在しています。
奥にうっすら見えているのが竜飛崎です。多分。
明治の頃からさほど変わってないはずなのできっと杉元達も同じ景色を見たんだろう…。エモ…。
これまた多分ですが、水平線の下あたりに青函トンネルがあるのでは?
この辺りで撮ったはず。
青函航路はこんなにショートカットしてるのに3時間半もかかるわけで、新幹線がどれだけ速いか思い知らさせますね。
函館に行くより竜飛崎の方がハードル高めですが、こっちはこっちで機会を改めて絶対に行きたい!
この辺りから陸奥湾を抜けいよいよ津軽海峡の真ん中なので若干揺れてきました。
大きなコンテナ船が行き交っていて、公海に出た感じがあります。
中国ロシアの軍艦がいなくてよかった〜。
公海だから全然通っていいんですよね。
いいとは言え出会したら怖いなぁ。
あっという間に函館!!!!!
天気が…悪い………。
スマホだから微妙だけどお寺の屋根まではっきり見えるくらい近いです。
到着即麺。
どん兵衛で足りるはずもなく、猛烈に空腹だったのでターミナルで食べてしまった。
冷たいあっさり塩スープとザンギのサクサク感がよかった。
トイレ行ったりでもたもたしてたらシャトルバスの時間まで20分かそこらしかなく、本当ギリギリだったけど普通に完食しました。
急いでる時は麺に限る。(無理矢理食べなくてもいいのでは…)
摩周丸です!!!!
可動橋!
線路から貨車を直接積み込んでいたので潮の満ち引きや揺れに合わせて動く橋が必要だったとか。
大量の乗客と貨車を折り返しのわずかな時間で全部乗せてたんだからすごいですよね。
JNRとJRマーク!
連絡船廃止時はJRだったもののほんの1年程度のことで、ほぼ国鉄だったことから今のメモリアルシップとしてのマークもJNRになってるらしいです。
しかし国鉄マークはかっこいいな。
国鉄時代に東京船籍だった名残のTOKYOがうっすら見えます。
アツすぎる…。
イルカが攻めてきたぞ!
マスクを引っ掛けている凸部は一体…。
特に名前はないようなんですが、船内至るところにこのイルカがいます。
グリーン座席と指定席。
グリーン座席は読書灯とフットレストがついていて快適そうでした。
列車っぽい。
が、列車ではなく間違いなく船であることを示す救命胴衣の案内。
味がありすぎるフォントと図に大興奮。
船舶位置自動表示装置
10分置きに船の現場位置のランプが点滅するやつです。
隣のボタンを押すと名所も光る。
現在のと比べるとアナログ感があって愛しいですね…。
操舵室と無線室。
なんと大体触れます。モールス信号も打てる!
太っ腹!
荒天時はこの丸い輪っかの所からかしか肉眼で前方を確認できなかったそうです。(ワイパーみたいになってるらしい)
当時の一等航海士の方が詳しく説明してくれました。
メモを取ればよかった…。
知床観光船の話にも触れていて、もうこの船は動いていないのにも関わらず安全意識を継続して高く持たれていることが分かり、当時の青函連絡船がいかに安全第一で運行されていたかを感じることができました。
メモを取ればよかった…。
往復14日間特急自由席乗り放題で4万ちょい!?安すぎる…。
句読点の位置でめちゃくちゃエモさが増すなぁ。
秋が、波間に消えていきます。ってこの句読点で青函連絡船最後の旅の旅情と旅愁、早々と冬を迎えてしまう北の秋の寂寥感なんかが爆増してますよね。
素晴らしい…。
こちらは国鉄時代のポスター。
安全の強調は洞爺丸事故を受けてのものなんでしょうか。
これはJRになってから。
調べたところ現在の駅数は342…半分くらいになってんですね…。
杉ㇼパ記念ショット。
二人で北海道に帰ってきた時も函館に着いたんだろうな…。
このボードは自由に持っていい撮影用で誰もいなかったので椅子に乗っけて撮りました。
かつて案内所に飾ってあったモザイクアートだそうです。
アイヌの衣装、松前城、ヒグマ、ニシン、鶴…豊かな文化と大自然が感じられていいですね。
函館は北海道の入り口だったんだなぁ…。
313話のあたり。
今はここで途切れてるけどこの辺りからめちゃくちゃやって海に落ちたんだな…。
イカはいなかった…。
この時点で雨が降っておりかなり寒かったです。
長袖は着てたけど寒い。
とりあえず五稜郭へ移動したものの風もあり寒すぎてとてもじゃないけどウロウロできない!
今回はタワーだけで…。
雨は上がったものの全く頂上が見えない函館山…。
駅に戻る途中で寄った喫茶店が最高すぎました。
五稜郭の電停の近くにあるお店で雰囲気がよすぎた…。
常連さんらしき人が数人いたのですが、入りにくい感じではなくとにかく和やか。
(常連さんは自分の分の食器を自分で洗っていた。よすぎる。)
ケーキも甘さ控えめ、生地はしっとり、風味はしっかりの最高の味でしかもでかい。
でかいけど最高の味なので重くもなくどんどん食べられる。
あまりにもおいしくて黙々と食べてたらお店の人においしいかどうか聞かれたのですっっっっごくおいしいですって言っておきました。
本当においしいかった…。また食べたいまた行きたい…。
おすすめすぎるお店です。
夜景は全く見えない状況ですがとりあえず行くだけ行くべく函館山へ…。
展望台からの素晴らしい眺望。こんな何も見えんことある????
親切なことにぬい撮りスペースがあったので遠慮なく撮りました。
かわいい!デートだね!
夜景は降りる時にちょっとだけ見えました。よかった…。
ライブカメラで毎日眺めていた景色が目の前にあると感動もひとしおですね。
綺麗な日は本当に綺麗なのでおすすめです。
下に降りて赤レンガ倉庫で晩御飯にしました。
お店があるようでないので、開いてるところに入るしかなかった…。(コメダとかラッキーピエロはあるけども…)
ビーフカレーじゃなくて、ケレーって書いてあった気がする。
やたら量が多く芋までついており大変でしたがもったいないので頑張って食べました。
これシェアするやつでは…。知らんけど。おいしかった。
ホテルに戻り終了です。
寒かったけど見たかったものも見れて大量に食べ非常に満足でした。
路面電車って本当に味がある…。
おまけ
#生まれ変わるなら生きてるうちに
分裂するってこと…?????
とりあえず函館の地で分裂すんだかなんだか知りませんが新たな自分を見つける若者の未来に幸多からんことを祈るばかりです。
次回に続く。